魔法の水晶玉が発明されてからは、人々は資源について心配する必要がなくなった。
2013年4月19日金曜日
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2013年4月2日火曜日
完璧主義者
男はまいにちゆるりと生きていた。
昼から魚を釣り、ビーチで休み、愛する彼女とすごす。週に3回仕事をして、必要なものだけ買えば、男はそれで満足だった。
皆が必死になってまで幸せを追い求めるわけが男にはわからなかった。ちょっと心を広く持てば、幸せになることはできる。完璧である必要はないんだ。
ある日、黒い服を着た男がやってきて、こう言った。
「あなたに働いてもらわなければなりません」
男は答える。
「ああいいとも」
彼には一切のこだわりがなかったので、断る理由もなかった。
それから男はせっせと働いた。今までの生活とは全然違っていたが、あそれでも男は満足だった。しかし、何年も多くの時間を費やしていると、さすがに疲れてくる。男は言った。
「少し休ませてはくれないか」
黒い服の男は返す。
「わかった。少しだけだぞ」
黒い服の男がくれたのは、ほんの少しの暇(いとま)だった。
「これっぽっちか?私はもっと時間が欲しいのだ」
男が訴えると、黒い服の男は答える。
「完璧じゃなくてもいいと言っていたのはあなただろう?」
男はハッと思いだした。そうだ。これこそが自分が望んだ生活だ。
完璧じゃなくてもいい、そう繰り返し呟き、男は働き絶望する。
2013年4月1日月曜日
ゲーム中毒
「あんたまさかずっと起きてゲームしてたの?」
「うーん。ちょっと大事なところなんだ」
「ほんと信じられない。やることあるんじゃないの?」
「今日は大じょぶー」
「そう言っていつも最後になって焦るんじゃない。ご飯は食べてから行きなさいよ?」
「わかったー―――あ、でも時間ないかも」
「だったら今食べなさい。今日は何時に出るの?」
「7時ー」
「7時?じゃあもう出なきゃだめじゃない!」
「え?あ、やば」
「やば、じゃない!ほらさっさとしたくして」
「うわー何で行ってくれなかったの!」
「何度も言ったでしょう!」
「行ってきます!」
「ご飯は?」
「いらない!」
そういうと、母はあっという間に家を出て行った。
毎日毎日、困ったものだ。
私は朝ご飯を食べながら、今日の宿題は何だったかを思い出していた。
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